ジョブマネージャサーバを指定してジョブフローを実行する
●初めに
サーバA Kompiraデーモン + Kompiraジョブマネージャパッケージ
サーバB Kompiraジョブマネージャパッケージ
という環境で、コンソール画面の管理領域設定に、defalt領域を確認すると
”ジョブマネージャ状態”にはサーバA、サーバBの2件登録されてます。
●質問
サーバBを指定して、ジョブフローを実行したい場合、
どのように指定すればよろしいでしょうか。
※何もサーバを指定せず、hostnameを実行するジョブフローでは
ラウンドロビンのような動きでフローが実行されているように
見えます。
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まずは、以下の手順にてデフォルト(default)とは別に管理領域を新規作成して、ジョブマネージャの所属する管理領域を変更する必要がございます。
(1) 管理領域設定から、新規に管理領域を作成する。ここでは、subdomainという名前を仮定する
(2) 対象範囲として、*(アスタリスク)を入力し保存ボタンを押す(対象範囲の意味については、オンラインマニュアルの 2.7.3.「管理領域」をご参照ください。)
(3) サーバBの/opt/kompira/kompira.confを修正して、[agent] の name設定をsubdomainに変更する
(4) サーバBのkompira_jobmngrdをリスタートする(systemctl restart kompira_jobmngrd)
以上の手順により、サーバBのジョブマネージャがsubdomain管理領域に紐づけられます。
ジョブフローからは、__realm__制御変数で、管理領域を指定することで、対象ジョブマネージャ経由でコマンドを実行することが可能となります。以下に管理領域 subdomain を指定してコマンド実行するサンプルを示します。
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[__realm__ = 'subdomain'] ->
['hostname'] ->
print($RESULT)
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以上、よろしくお願いいたします。
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