kompira動作停止について

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8件のコメント

  • 正式なコメント
    Ichiro Takahashi

    ご提供いただいたログをざっと確認してみました。

    おおよそ以下のような状況であったのかなと推測されます。

    • 2020/10/17 00:02:09 [SBY] postgresql が起動するも ACT 側と同期が取れていないまま動作していた
    • 2020/10/20 10:46:15 [SBY] SBY 側で通信断絶による ACT 側をオフラインと認識
    • 2020/10/20 10:46:16 [ACT] ACT 側でもほぼ同時刻に通信断絶による SBY 側をオフラインと認識
    • 2020/10/20 10:46:16 [SBY] postgresql は同期が取れていなかったためマスターに昇格失敗。rabbitmq はマスターに昇格
    • 2020/10/20 10:46:16 [ACT/SBY] 断絶してすぐ後に、断絶回復を認識
    • 2020/10/20 10:46:16 [ACT] 両系で rabbitmq がマスターになっていることを認識 → 異常状態であるので各リソースを停止措置
    • 2020/10/20 10:46:19 [ACT] kompira_jobmngrd が停止
    • 2020/10/20 10:46:22 [ACT] kompirad が停止
    • 2020/10/20 10:46:28 [ACT] httpd が停止
    • 2020/10/20 10:46:36 [ACT] postgresql が停止

    ポイントとしては以下のようなことがあるかと思います。

    • 10/17 時点で少なくとも postgresql が正常にマスター・スレーブとして同期できていない状況であった
    • 10/20 10:46:15~10:46:16 ごろに通信遅延などの不安定さが見られる状況であった

    このように複数の障害要因と考えられる事象が複合したことで、kompirad を含むいくつかのリソースが冗長構成を制御するサービスによって停止措置されたのではないと推測されます。

    以上、よろしくお願いいたします。

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  • Ichiro Takahashi

    フィックスポイントの高橋と申します。

    ご提示いただいたログを拝見した限りでは、SystemExit 例外によって kompirad が終了していることが分かります。これは例えばサービスの停止手順である `systemctl stop kompirad` を実行して終了させた場合と同様になります。内部的な異常終了であれば、異なる記録が残っている可能性もありますがこのログからは判別できません。あるいは、caught SystemExit より上の行に、なんらかのエラーが記録されている、ということはございますでしょうか?

    process.log のエラーについては、記録されている時刻的に kompirad の終了処理が始まってから後の事象ですので、kompirad が終了するに至った原因とは考えにくいかと思います。

    kompirad が SystemExit で終了しているということは、一般的には外部からの働きかけがあったことが考えられます。例えば Kompira の冗長構成を構築している環境であれば、Pacemaker というサービスが状況によって(例えばフェイルオーバの発動によって)kompirad を停止させる、といった動作をすることがあります。

    お手数ですが、ご利用中の環境に関する情報や kompira のバージョンなどを教えていただくことは可能でしょうか。また、当該時刻ごろの状況、たとえば、ジョブフローが動作していたかどうか、システムやOSを何らかの操作していたかどうか、動作環境に何らかの障害などが発生していなかったか、といったような情報もいただけると助かります。

    以上、よろしくお願いいたします。

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  • 井上雄一

    caught SystemExit が先頭行でした。
    なのでその上にはありませんでした。

    versionは1.5.5.post8です。

    システムやOSに対する操作はありません。
    ジョブフローに関してはイベント待ちはしていますが動作していないです。
    冗長化設定は行っています。

    とりあえず、以上です。

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  • Ichiro Takahashi

    ご確認ありがとうございます。

    冗長構成を組んでおられるということですので、冗長構成の監視機能による kompirad の停止があった可能性は考えられます。

    お手数ですが、冗長構成の両方の kompira サーバから以下の場所にあるログを収集していただき、わたくし宛 takahashi@fixpoint.co.jp までメールでお送りいただけますでしょうか。

    • /var/log/kompira/ 配下
    • /var/log/postgresql/ 配下
    • /var/log/rabbitmq/ 配下
    • /var/log/httpd/ 配下
    • /var/log/cluster/ 配下
    • /var/log/pcsd/ 配下

    いずれも、数日以上前の古いバックアップは除外していただいて結構です。

    以上、よろしくお願いいたします。

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  • 井上雄一

    ログを送付させていただきました。
    ご確認をよろしくお願いいたします。

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  • Ichiro Takahashi

    早速のログのご送付ありがとうございます。

    冗長2台分のログたしかに受領いたしました。内容につきましては今後調査させていただきますが、多少お時間いただく可能性もございますのでご了承いただければと思います。

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  • 井上雄一

    ACT/SBY間通信が出来なくなり、両方ACTになった後に、ACT/SBY間通信が復旧すると、両方ともダウンするのは仕様でしょうか?

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  • Ichiro Takahashi

    直前までの同期状態が正常であったかどうか、通信断絶や回復のタイミング、などの様々な状況変化に応じて起こりうる現象の一つであると考えられます。たとえば、瞬断があっても postgresql や rabbitmq が同期状態を継続できていて、かつ、その状態を pacemaker が認識できていればダウンしないことも十分あると思います。

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