kompira冗長機能について
kompiraサーバに冗長機能はありますか?
ある場合はライセンス等はどのような感じになるでしょうか?
ない場合はcoldstandbyのような形でしょうか?
その場合のライセンスに関しても教えてください。
kompiraにはzabbixとの連携機能がありますが、zabbixが冗長化されている場合は
どのように動作するのでしょうか?
よろしくお願いいたします。
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正式なコメント
フィックスポイントの高橋です。
Kompira enterprise は冗長構成をとることが可能となっております。冗長構成ではシングル構成とは別に追加のライセンスが必要となりますので、詳細につきましてはお手数ですが弊社営業担当までお問い合わせいただけますでしょうか。
Kompira の冗長構成はアクティブ・スタンバイ構成となっており、アクティブ系ですべてのサービスが動作して機能を提供します。スタンバイ系では PostgreSQL と RabbitMQ のみ動作しており、これは常時アクティブ系と情報の同期を行なっており、速やかなフェイルオーバができるようになっております。
Kompira と Zabbix の連携機能と仰っているのは、Zabbix から Kompira へのアラートの通知を受け取って自動処理することなどのことでしょうか?たとえばこうした外部から Kompira に向けての連携の場合は、アクティブな系のみに仮想IPアドレスを割り振る機能がございますので、これを利用していただくことで系が切り替わっても引き続き連携できるようにすることは出来ます。一方で、Zabbix など外部のシステムが冗長化されている場合につきましては、Kompira 側でそれに対応する特別な機能を持っているわけではございませんので、Kompira から働きかける連携を行なう場合は環境に合わせて個別に対応する必要があると思います。
参考になさってみてください。
以上、よろしくお願いいたします。
コメントアクション -
フィックスポイントの高橋です。
> Pacemakerによる冗長構成切り替え時に、Kompiraのエンジンプロセスがトータルで中断
> している時間(Kompiraとしてのサービス機能の停止時間)は、おおよそどの程度でしょうか?手元の Kompira v1.5.5 冗長構成において、アクティブ系の Pacemaker を停止させることによってフェイルオーバを起こさせて、切り替わった系において登録しておいた startup ジョブフローが開始されるまでの時間を測定してみました。
- pacemaker の停止を開始した時刻: 14:25:16
- startup ジョブフローが開始した時刻: 14:25:29
事前に時刻同期している2台のサーバでの時間差は13秒となりました。
ただし、環境や冗長構成切り替え時の状況によってこの時間は大きく変動する可能性がありますので、あくまで参考としてお考え下さい。たとえば、pacemaker がサービスの障害を検知して切り替えを開始する場合などは、その検知までの時間や切り替え開始までの時間などが構成や状況によって変わってくると思います。
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