インポート / エクスポート一括操作について
(1)インポート時に無視される項目(createdATなど)は、インポートファイル上に、その項目の仕様に合わない型の値(or 空)が入っていても問題ないでしょうか。
→createdAt は読み込まれた日時が設定されるのでしょうか。
(2)エクスポートしたcsvからある行を削除して再度インポートした場合、既存の設定はどうなるでしょうか。もし削除されないのであれば、新規に追加したい設定だけを新たにcsvに記載して$keyなど重複ないようにすれば新規設定だけをインポート可能でしょうか
(3)scopes-***.csv に深刻度名が無いように見えるのですが、別のファイルに出力されるものでしょうか。無い場合、新規で深刻度名を追加する / まだ作成していない深刻度名をeventParamsで指定してインポートするといった操作は可能でしょうか。
(4)flowのstepsに指定する operatorId ですが、処理フローの「フィールドを数値比較する」といった項目を表すものでしょうか。その場合、このIDは製品固有でしょうか、それともサイトなどによって異なるものでしょうか。製品固有であれば flow 全種の構文もあわせて公開情報を確認したい。
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ご質問ありがとうございます。
以下、順に回答いたします。
(1) はい。インポート時に無視される項目は、仕様に合わない記述であったり、空であったり、列自体が存在しなかったりしてもかまいません。
(2) CSV で指定されない項目はインポートによる作成・更新・削除の対象になりません。
ご質問の例のように、新規に追加したい設定のみを $key 重複がないように記述してインポートすることにより、既存設定をそのままに設定を新規追加することが可能です。(3) 深刻度名はインポート / エクスポートの対象外となっておりますが、深刻度名を未作成のまま eventParams や conditionalEventParams に設定して運用することが可能です。
ルール処理が行われて深刻度の操作が行われる際に対象となる名前の深刻度が存在しない場合、初期値 0 で深刻度が自動的に作成された後に操作が適用されます。
例えば、「深刻度名 abc を 1 増やす」操作が行われた際に深刻度名「abc」が存在していなかった場合、深刻度名「abc」が作成され、深刻度名「abc」が 0 から 1 に変化したイベントが発生します。(4) operatorId は製品固有の値となっており、処理フローの種別を指定するものとなっております。
flow を一から作成するのは難易度が高いため、一度画面で作成してからエクスポートする運用を推奨いたしますが、operatorId と操作の対応付けを API から取得することもできます。
https://devcloud.cloud.kompira.jp/docs/apidoc/#/alerthub/get_api_apps_alerthub_rule_operatorsoperatorId と操作名はそれぞれ上記 API 戻り値の items.operatorId と items.description にて確認できます。
items.description は Web UI の英語表現に対応します。flow の構文についてのガイドは現在ございませんので、この場で簡単にご説明いたします。
今後のマニュアルへの追加も検討いたします。CSV の flow 列に記述する内容は JSON 形式で以下の通りです。
{
"steps": [
フロー処理の列
]
}フロー処理は以下のようなオブジェクトです。
{
"comment": "コメント (自由記述)",
"operatorId": "上記 API で確認できる items.operatorId",
"parameters": {
上記 API で確認できる items.schemas に記述されたパラメータ指定
}
}例えば、「フィールドを数値比較する」の設定「もし message.content.data.n が 1 と等しい 場合」は以下のようになります。
{
"comment": "コメント (自由記述)",
"operatorId": "d8f654b4-1f47-4a82-bbaa-f86a45ab5936",
"parameters": {
"F1": "message.content.data.n",
"N1": 1,
"O1": "equal to"
}
}以上、よろしくお願いいたします。
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