ke2-docker 2026/07/16 (2.0.5-latest) リリース
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変更
- 外部のデータベース/RabbitMQ に接続する構成で、その接続先 URL が未指定の場合に、docker compose の起動段階で即座にエラー停止するようにしました。
- single/extdb・cluster/swarm 構成: 外部のデータベースに接続するため DATABASE_URL の指定が必須
- extra/jobmngrd 構成: 外部の RabbitMQ に接続するため AMQP_URL の指定が必須
- 各コンテナでのデータベース/RabbitMQ 接続の資格情報を個別の環境変数で指定可能にしました。
- DATABASE_USER: データベース接続ユーザ名 (既定: kompira)
- DATABASE_PASSWORD: データベース接続パスワード (既定: kompira)
- DATABASE_NAME: 接続するデータベース名 (既定: kompira)
- AMQP_USER: RabbitMQ (AMQP) 接続ユーザ名 (既定: guest)
- AMQP_PASSWORD: RabbitMQ (AMQP) 接続パスワード (既定: guest)
- postgres コンテナの PostgreSQL チューニング項目を環境変数で調整可能にしました。
- POSTGRES_MAX_CONNECTIONS: 最大同時接続数 (max_connections) (既定: 100)
- POSTGRES_SHARED_BUFFERS: 共有バッファサイズ (shared_buffers) (既定: 128MB)
- POSTGRES_EFFECTIVE_CACHE_SIZE: プランナが想定する OS キャッシュ量 (effective_cache_size) (既定: 4GB)
- POSTGRES_WORK_MEM: ソート/ハッシュ等の作業メモリ (work_mem) (既定: 4MB)
- POSTGRES_MAINTENANCE_WORK_MEM: VACUUM 等の保守処理用作業メモリ (maintenance_work_mem) (既定: 64MB)
- kompira コンテナの uWSGI ワーカ並列度・タイムアウト系を環境変数で調整可能にしました。同時処理数を上げる場合は POSTGRES_MAX_CONNECTIONS も連動して引き上げてください。
- UWSGI_PROCESSES: ワーカプロセス数 (既定: 5)
- UWSGI_THREADS: ワーカプロセスあたりのスレッド数。同時処理数 = processes × threads (既定: 1)
- UWSGI_LISTEN: リッスンキュー (backlog) の長さ (既定: 100)
- UWSGI_HARAKIRI: リクエスト処理のタイムアウト秒。0 で無効 (既定: 0)
- UWSGI_THUNDER_LOCK: 複数ワーカ/スレッドへの接続を公平に振り分ける。threads を増やす場合は有効化を推奨 (既定: false)
- nginx コンテナの uwsgi read/send タイムアウトを環境変数で調整可能にしました。
- KOMPIRA_NGINX_UWSGI_READ_TIMEOUT: uwsgi からの応答読み取りタイムアウト秒 (既定: 300)
- KOMPIRA_NGINX_UWSGI_SEND_TIMEOUT: uwsgi へのリクエスト送信タイムアウト秒 (既定: 300)
修正
- cluster/swarm 構成の setup_stack.sh について、エラーになる場合がある問題の修正と堅牢性の改善を行ないました。
- 共有ディレクトリ (SHARED_DIR) が root など実行ユーザ以外の所有でも SSL 証明書のコピーが失敗しないようにしました。
- 非対話シェルで HOSTNAME 未設定でも docker-swarm.yml を生成できるようにしました。
- SHARED_DIR 未指定時や SSL 未生成時には分かりやすいエラーで停止するようにしました。
- create-cert.sh について、コンテナイメージ取得まわりの不具合の修正と堅牢化を行ないました。
- ローカルに rabbitmq イメージが無い場合に、fallback が存在しないファイルを参照して失敗する不具合を修正しました。
- コンテナイメージ参照 (image 行) の抽出処理を堅牢化しました。
その他
- ホスト実行スクリプトについて、互換性および堅牢性の改善を行ないました。
- create-cert.sh のパス解決や sed / hostname の呼び出しを互換性の高い形に改善しました。
- reload-cert.sh を非対話 (非 TTY) 実行でも動作するように改善しました。
- .gitattributes を追加して改行コードを LF に正規化しました。
アップデート時の注意
- cluster/swarm 構成を更新する場合は、以下に注意してください。
- ke2-docker を更新 (git pull など) した後、docker stack deploy の前に必ず setup_stack.sh を再実行して docker-swarm.yml を作り直してください。以前生成した古い docker-swarm.yml を使い回すと、更新後の設定ファイル (configs/) と環境変数が不整合になり、一部のコンテナが正しく起動しない、または変更した設定が反映されないことがあります。
- setup_stack.sh はその時点の環境変数から docker-swarm.yml を生成するため、初回構築や前回までのアップデートで指定していた環境変数を今回も指定してください。省略すると DATABASE_URL・資格情報・チューニング系などが既定値に戻ります。
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