ジョブフローの実行中にKompiraをインストールしているサーバが停止した場合の動作について
回答済みお世話になっております。
ジョブフローの実行中にKompiraをインストールしているサーバが停止した場合、
実行しているジョブフローはどのような動作・挙動になるかご教授いただけないでしょうか。
・・実行中のジョブフローは途中で終了し、ステータスが○○になる。
・・Kmopiraデーモンを起動したタイミングでジョブフローは再実行されるか。
よろしくお願いいたします。
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Kompira のバージョン:1.6.2.post7
Kompira をインストールしているサーバのOS・バージョン:CentOS Linux release 7.9.2009
システム構成(冗長構成か否かなど):シングル構成
連携対象機器の情報(機器種別/OS/NW構成など):CentOS Linux release 7.9.2009
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正式なコメント
フィックスポイントの高橋です。
ジョブフローの実行は Kompira サーバ上の kompirad というサービスが担っており、kompirad サービスが停止および再開した際の挙動についてご説明いたします。
まず共通して、kompirad サービスが停止すると、実行中であったジョブフローもその動作を停止します。ただし、プロセスの状態はとくに更新されないため、ブラウザアクセスが可能な状態であればこの時点ではプロセス一覧では「実行」や「待ち」といったままの状態として確認できるはずです。
次に、kompirad が起動した場合については、ジョブフローの実行に際して「チェックポイントモード」という設定があり、これによって挙動が変わります。
- チェックポイントモードが OFF であった場合(デフォルト)、実行中であったプロセスは「異常終了」という状態になり、動作を継続することはできません。
- チェックポイントモードが ON であった場合、実行中であったプロセスは「停止中」状態として再開可能な状態で待機します。該当するプロセス詳細画面で「続行」ボタンを押していただくことで、ジョブフローの動作を継続することができます。
チェックポイントモードはジョブフロー実行画面の「設定」タブに「チェックポイントモード」というチェックボックスで指定することが出来ます。また、ジョブフロー編集画面の「デフォルトチェックポイントモード」でデフォルト値を設定することも出来ます。
一方で、チェックポイントモードを ON にしていると、ジョブフローの動作中に実行状態をデーターベースに随時記録するため、そのオーバーヘッドにより動作が遅くなりますのでご注意ください。
参考になさってみてください。
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